ウェブアクセシビリティのチェックリスト|チェックツールも紹介
- カスタマーサポート
- 2023年10月11日
- 読了時間: 3分
ウェブアクセシビリティは、ウェブサイトやアプリケーションの設計と開発において非常に重要な要素です。
この記事では、ウェブアクセシビリティを向上させるためのチェックリストと、便利なチェックツールについて紹介します。
ウェブアクセシビリティに関心がある方々に役立つ情報を提供します。
ウェブアクセシビリティのチェックリスト
ウェブアクセシビリティを確保するために、以下のチェックリストを活用しましょう。
1. 適切なイメージのaltテキストを提供
すべてのイメージに適切なaltテキストを提供し、視覚障がいのあるユーザーに情報を伝える。
2. 良好な色のコントラストを確保
テキストと背景の色のコントラストが適切であることを確認し、読みやすさを向上させる。
3. キーボード操作が可能
サイト全体をキーボードだけで操作できるように設計し、マウスに依存しない。
4. 適切な見出しと構造を使用
見出しタグ(H1、H2、H3など)を正しく使用し、ページの構造を明確にする。
5. 言語属性を正しく設定
ウェブページの言語属性を正確に宣言し、画面読み上げソフトウェアがテキストを適切に発音できるようにする。
ウェブアクセシビリティのチェックツール
ウェブアクセシビリティを評価するのに役立つツールも存在します。以下はいくつかの有用なツールの例です。
1. WAVE
WAVEは、米国の非営利団体 WebAIM (Web Accessibility in Mind) が開発しているウェブアクセシビリティを検出するオンラインツールです。
検証対象のウェブページ上で「どこが問題か」をグラフィカルにオーバーレイ表示してくれるので、サイト修正がしやすいのが特徴となります。
2. axe DevTools
axe DevToolsは、ブラウザのデベロッパーツールとして利用できるアクセシビリティチェックツールです。
ChromeウェブストアからChrome拡張をインストールできます。
※参照記事:https://a11y-guidelines.freee.co.jp/checks/examples/axe.html#check-example-axe
3. Lighthouse
Lighthouseは、Googleが提供する総合的なウェブ品質評価ツールで、アクセシビリティも評価できます。
「Performance(パフォーマンス)」
「Accessibility(アクセシビリティ)」
「Best Practices(ベストプラクティス)」
「SEO」
「Progressive Web App(プログレッシブウェブアプリケーション)」
の5つの項目ごとに、Google独自の基準でチェックできます。
Webアクセシビリティ AI はウェブアクセシビリティのチェックに特化したツールではありませんが、ウェブアクセシビリティの機能の実装だけでなく、診断を行うことが可能です。
また導入後はAIによりサイトに問題がないかチェックしレポートを抽出することも可能です。
まとめ
ウェブアクセシビリティは、すべてのユーザーにとってアクセス可能なウェブコンテンツを提供するために欠かせない要素です。チェックリストとチェックツールを活用して、ウェブアクセシビリティを向上させ、包括的なウェブ体験を提供しましょう。